放送大学から教科書等が届きました(各科目の雑感等).d16(2026/10/7)

放送大学関連

さて、入学者の集いも終わったころに、放送大学から印刷教材が届きました。

履修したのは放送授業7科目(各2単位)とオンライン授業8科目(各1単位)で、そのうち教科書が届いたのは放送授業のものだけになりますね。

さっそく、ざっと教科書を眺めてみました。

  • 初歩からの数学
  • 初歩からの物理
  • 身近な統計
  • 地理空間情報の基礎と活用
  • 入門微分積分
  • 入門線型代数
  • 物理の世界

以上7科目について。シラバスは下記を参照。

基盤科目 | 大学(教養学部教養学科) | 授業科目案内 | 放送大学

1科目目、「初歩からの数学」

大学HPのシラバスでは

【講義概要】
これから大学で数学の勉強をするにあたって必要な事柄を解説する。講義の内容は、高等学校までに学ぶ数学であるが、それをできるだけ体系立てて解説していく。数学の各分野におけるさまざまな基本概念を理解することに重点をおき、数学的な見方、考え方、そして正確な議論の進め方を学ぶ科目として講義する。特に初学者にとって分かりづらいとされる分野を丁寧に解説したい。

【授業の目標】
高等学校までに学ぶ数学の内容を、一から学び直す。これにより数学の知識を体系的に整理し再確認する。基礎的な計算技法はある程度必要であるが、それを必要最小限に押さえたい。公式を単に記憶し、数値をそれに当てはめるだけの学習ではなく、その意味することを学びながら、数学の基本概念をしっかりと理解することが目標である。

【履修上の留意点】
予備知識は仮定しない。今まで数学を(試験の直前以外)勉強したことがない人、勉強した覚えはあるが忘れてしまった人、そして数学は苦手だがもう一度学習してみたいという人も履修できるように配慮し、文字通り初歩から数学を解説する。焦らずゆっくり読み進めながら学習することが必要である

とある。自分の雑感としては、

シラバス通り、ある程度高校数学を1から基礎からやって、全体をかなり網羅しているなっていう印象。例題を見ると、大学入試の二次試験まで数学を普通にやってきた人なら結構簡単に解けそうな印象。

ただし、現行高校数学課程の数学C(ベクトル、行列、複素数平面、統計グラフ等)が丸々抜けているようだ。・・ベクトルって大事な基礎概念なんじゃないの??そもそも、ベクトルって数学Bだったはずなんだけど、いつの間に数学Cに移動したのだろう・・。まあともかく、例題もそこそこ載ってるし、もし試験が例題と同じくらいなら、そこまで苦労せずいけそうなので、他科目に注力したい。

2科目目、「初歩からの物理」

大学HPのシラバスでは、

【講義概要】
本科目は「自然と環境コース」が提供する物質・エネルギー系科目への導入としての役割を果たす。対象として自然科学に関心を持つすべての学生を念頭に置き、「物理法則に基づいて自然現象を記述する」見方、考え方を伝える。数式を使った記述法には重点を置かず、概念の本質を伝えることを重視する。また、物理学の発展が人類に与えてきた影響を随所にちりばめ、最後に未来社会における物理学の役割を展望する。

【授業の目標】
物理法則に基づいて自然現象を把握するための発想法と方法論に親しむ。それによってより進んだ学習への動機を高める。また、原子力や環境問題など人類と自然の共生に関わる問題を物理学の視点で理解する力を身に着ける。

【履修上の留意点】
高校で物理を学ばなかった人でも物理の世界に入ってくることができるように工夫する。高校程度の数学を履修していることが望ましいが、本科目内で補えるようにする。また、この科目を修了したあとはより高度な物理学の学習に進めるよう科目群「力と運動の物理(’19)」、「電気と磁気の物理(’26)」、「量子物理学(’21)」、「物理の世界(’24)」を配置している。

とあるが、自分の雑感としては、

力学、熱力学、電磁気学、波動、統計力学、量子力学、相対性理論など、高校物理+αを1からくまなく網羅しているという印象。高校物理と違うのは、簡単ではあるが、微分方程式や微積分をガンガン使用しているという点。すごい概念について詳しく教科書に記載してくれているが、例題がなく、どのレベルの問題が出てくるのかまったく不透明・・。軽くも重くもなりうる危うい科目かもしれない・・。

3科目目、「身近な統計」

大学HPのシラバスでは、

【講義概要】
高度情報化社会が謳われる中で、私たちの身の回りにはテレビや新聞・雑誌・インターネット等を通して多種多様な統計情報が溢れています。本講義では、統計の基本的な考え方、データの統計的活用の理論と方法を解説するだけではなく、諸種の統計情報が企業や行政の意思決定および社会・経済・自然現象の解明に具体的に活用されている事例を(放送教材で)紹介します。また、更に具体的な理解を深めるため、身近なデータの表計算ソフトを使った簡単な分析方法も説明します。

【授業の目標】
統計の考え方と記述統計・推測統計の基礎を、理論だけではなく、具体的にそれらが社会で活用されている事例(実務家のショートレクチャーを含めた放送教材)や表計算ソフトを活用した分析操作を通して学んでいきます。とくに、諸種の具体的な統計グラフや統計数字に関して、具体的な意味を知り、そこから正しく情報を読み取ることができるようになることを目標とします。

【履修上の留意点】
この講義は「身近な統計(’18)」の改訂版です。したがって、同科目を既に履修し単位を取得したものには単位は認められません。放送大学ウェブページ上に展開する「身近な統計」版では理解が深まるよう教材が用意されていますのでご利用下さい。

とあるが、自分の雑感としては、

この科目は放送大学の中でも一番基礎の基盤科目の科目なので、一番基礎の統計科目のはず。ただ度数分布表、ヒストグラム、中央値、箱ひげ図、標準偏差、二項分布、正規分布、標本調査、推定、有意水準やp値、クロス集計表、相関係数、時系列データ など、盛り沢山である。あまり数式を使わずに、概念をグラフや表で理解させようという意思を感じるが、かなり盛り沢山で骨が折れるかもしれない。また例題がないため、どこまでレベルが上がるかまったく不透明だ。

4科目目、「地理空間情報の基礎と活用」

大学HPのシラバスでは、

誰もが自由に地理空間情報を利用できる時代になり、生活者にとって有益な地理空間情報サービスシステムが至る所に存在するようになった。生活者の、安心・安全、利便性を目的としたサービスや先端の技術を使った地理空間情報システムの紹介を通して、生活における地理空間情報のニーズ、システム構築に必要な技術、地理空間情報の表現・分析方法について解説し、現代における地理空間情報システムの存在意義について考える。

【授業の目標】
この講義では、生活における地理空間情報の活用事例を通し、現代生活におけるその必要性、GISを用いた地理空間情報の表現方法やサービスシステム構築のための技術について解説する。

【履修上の留意点】
関連する科目として「生活環境情報の表現―GIS入門(’20)」がある。
いくつかの回において、「生活における地理空間情報の活用(’16)」と同内容の部分がある。

とある。自分の雑感としては、

まったくわけのわからない科目だが、この科目に関連する「生活環境情報の表現―GIS入門(’20)」という科目が、今学期をもって閉講ってことになっており、シラバスみてGISを用いた地理情報システムの演習がなんとなく面白そうだなって思ったから、その講義バージョンであるこの科目も一緒に履修してみた。ざっと見渡してみるが、まったくよくわからない笑。テストの形式も不透明だが、とりあえず頑張ってみようと思う。

5科目目、「入門微分積分」 

大学のHPのシラバスでは、

微分積分学が自然科学・工学の発展において中心的な役割を果たしていることは言うまでも無い。2つの変量の間に関数の関係があれば、それらの変化量の割合を記述するものとして、導関数を考える。一般に導関数を求めることを微分するという。その逆演算として積分がある。積分法を理解するということは、面積・体積などへの応用手段を獲得するというだけでなく、関数方程式を取り扱う領域への入場券を手にすることなる。この授業科目では、微分積分についての知識を前提とせず、大学レベルの微分積分を展開する。

【授業の目標】
微分積分学の基本事項を理解することを目標とする。一般論の理論の把握に努め、具体的な計算では自ら手を動せるようになることを期待する。新しい概念を真に身につけるためにはその概念になじむことが必要であり、数学的な言い回し、数学記号も繰り返し使用することによって違和感がなくなることを実感してほしい。また、基本事項をおろそかにせず、丁寧に積み上げることの重要性を体得することを心がけていただきたい。

【履修上の留意点】
本科目は実1変数関数の微分積分に限っている。実多変数関数や複素変数関数へ勉強を進めたい学生へは学部開設科目「解析入門(’24)」を履修することを推奨する。また、積分法の先にある微分方程式論については、学部開設科目「微分方程式(’23)」を履修することをお勧めする。当該科目と学部開設科目「演習微分積分(’19)」をセットで履修することが効果的であるが、同時でなくとも差し障りはない。履修の順も問わない。実際には、印刷教材・放送教材を参照しながらノートを作成し、演習問題などを自ら解答することが望ましい。
※この科目は、2016年度以降のカリキュラムの方においては自然と環境コース開設科目ですが、情報コースで共用科目となっています。

とあるが、自分の雑感としては、

もう講義名から明らかに高校数学を逸脱している分野であろう科目。ざっと教科書を見渡すと、やはり初歩からの数学と比べるといきなりレベルが上がっている印象。高校数学に精通しているからといって勉強そこそこでは通過はまずできない科目であろう。例題とその解答もかなり載っており、それなりに勉強しないと試験は合格できなさそう。

6科目目、「入門線型代数」

大学のHPのシラバスでは、

線型代数を初めて学ぶ人向けの講義である。予備知識は特に仮定しない。平面や空間といった素朴な概念から始め、数ベクトル空間を定義する。その後行列の概念を導入する。このとき、連立方程式の解法といった親しみやすい事柄の復習を通して、行列の演算を解説する。そして行列式、逆行列の求め方を学ぶ。また空間から空間への線型写像、部分空間の種々の性質をみる。これらを通して、行列の階数、あるいは空間の基底、次元がどういうものか解説する。さらに固有値、固有ベクトルを定義し、基底の変換を解説する。いわゆる数ベクトル空間について講義し、抽象的、公理的な議論はなるべく避けるようにする。

【授業の目標】
平面や空間といった素朴な概念を、数ベクトル空間としてとらえることから始める。また連立方程式の解法を、行列を使って解く方法を学ぶ。また、行列式、逆行列の求め方を理解する。また、線型写像、線型空間とはどういうものか解説する。さらに、ベクトルの線型独立、そして空間を構成する基底を学び、さらに空間の大きさを測る次元とはどういうものか学ぶ。次に基底の変換を解説し、これにより、座標の表示がどのように変わるかを理解する。合わせて固有値、固有ベクトルを解説し、基底の変換に応用する。

【履修上の留意点】
この授業は初めて線型代数を学ぶ人向けの授業である。したがって予備知識は特に要求しない。しかし数学にいくらかの親しみをもっていればありがたい。より入門的な数学の講義、例えば「初歩からの数学(’18)」を履修していればなおさらいい。

とあるが、自分の雑感としては、

「初歩からの数学」でやらなかった、ベクトルや行列もそこそこにすぐに高校数学を逸脱し、大学数学まで飛躍している印象。例題はそこそこ載っているが、やはりそれなりに勉強しないと例題が全然解けなさそう。最終試験はどのくらいのレベルなんだろう・・。ちなみに線型代数の最後に学ぶはずであるジョルダン標準形がこの科目には無く、この科目の上位科目である「線型代数学」に持ち越されているようだ。その分この科目の負荷が軽くなっているのか・・?

7科目目、「物理の世界」

大学のHPのシラバスでは、

本科目は「自然と環境コース」が提供する物理系科目の中で、「初歩からの物理(’22)」から専門3科目(「力と運動の物理(’19)」「電気と磁気の物理(’26)」「量子物理学(‘21)」)への橋渡しをする役割を果たす。「物理法則に基づいて自然現象を記述する」見方、考え方を伝えることに重点を置き、数学的な技法にもある程度立ち入る。全体を3部に分け、第1部では「力と場」、第2部では「熱」、第3部では「量子」を主題とする。これら3つの主題は、現代の物理的自然観の柱である。

【授業の目標】
物理的自然を「力と場」、「熱」、「量子」という大きな柱を通して理解する方法を会得することを目標とする。運動方程式、マックスウェル方程式、エントロピー、シュレーディンガー方程式といった物理学の基本法則の意味を理解し、簡単な現象に応用する技法も身につくよう配慮する。

【履修上の留意点】
本科目は「初歩からの物理(’22)」でカバーされる内容の理解を前提とし、専門科目への接続を図る。また、学部基礎科目程度の微分積分と線形代数の知識を持っていることが望ましいが、数学的知識については各回・各章で適宜補強しながら進める。

とある。

シラバスには、初歩からの物理と、力学や電磁気学や熱統計力学や量子力学など専門科目との間をつなぐ科目ということ。普通に1変数、多変数の微分方程式などを絡めた数式が出てくるテキストになっている。また量子力学のところでは、行列や複素関数や複素平面で出てくる知識が出てくるようだ。例題がそこそこ載っているが、この通り試験が出るとしたらかなりレベルが高い問題が出てくる気がして怖い。

というわけで、7科目をざっと見ていったが、初歩からの数学を除けば、どの科目も試験のレベル次第では軽くも重くもなりうるので、非常に不安ではある。

過去問とかってどこかに転がっているのかな・・?まだわからないけど、あるのであれば過去問を入手し、試験に備えなければと思う。

2026/10/20追記、このページで過去問のことを記載した。 Sample Page

ただその前に締め切りが11/25の中間の通信指導提出があるみたいで、それをまず提出しないことには年明けの単位認定試験を受けることすらもできないみたいなので、まずはその中間の通信指導提出を確実に提出することを目標に頑張っていきたいと思う。

今日はここまで!

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